電書12*古川日出男ロングインタビュー「《迂回》と《越境》の文学」

「界遊」による古川日出男ロングインタビュー「《迂回》と《越境》の文学」だ。

ロングインタビューの最初につけられた言葉を引用させてくれ。

二〇〇八年、『聖家族』というメガノベルを完成させ、その巻末に自ら「一作家である私の生涯の半分が終わった」と記した作家、古川日出男
作家でありながらこれまでライブハウスで自作の朗読活動などを率先して行い、またメディアからは(純文学とエンターテイメントの)ハイブリッドと呼ばれ、文字通りジャンルの壁を越えて表現してきた。そんな彼の作品や活動を、《迂回》と《越境》という二つのキーワードを用いて振り返ってみたい。
そして二〇〇九年、巨大な「聖堂」を建築し終えた彼は、一体どんな物語を世界から紡ぎだすのか。残り半分の作家人生をどのようなビジョンで捕らえているのだろうか。その先にあるのは《越境》、それとも……。

もうこれは、何も言わなくてもいいだろう。
電子書籍だとか、どうとか、関係ない。
『界遊002』に所収された古川日出男ロングインタビューが電書で復活。ここにある言葉を受けとめよ。

以上、担当米光でした。

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